猫背矯正

2022年06月1日

皆さん、こんにちは♪


猫背などの姿勢でお悩み、お困りの方、多いのではないでしょうか?


猫背で姿勢が悪くなっている事で身体の他の部分へ及ぼす影響は大きいです。


簡単ではありますが御説明させて頂きます。


人間の脊椎は、頸椎が前弯(前方に突出した弯曲)、胸椎が後弯(後弯に突出した弯曲)、腰椎が前弯(前方に突出した弯曲)といった様に、身体を側方から見ると軽いS字を書いた様な状態が正常です。


胸椎の後弯が大きくなると、いわゆる猫背と言われる状態ですね。


ただ、胸椎が前弯しているだけでなく、頸椎は前方に出て前弯が大きくなり、酷いと首を突き出し顎が上がった様な状態になります。
肩も前内方に巻き込んで来て肩甲骨も外側に引っ張られます。


この様な姿勢が続くと顎を上げたままの状態が続くので、頸部の筋肉が緊張し、頸部の詰まり、頭痛を引き起こします。
また首が突き出し肩が巻き込んでいる状態からは、肩凝り、肩関節、肩関節周辺の痛みも出て来ます。


簡単に言うと、重い頭を骨と筋肉を使って支えている状態が正常ですが、首が、突き出ている姿勢ですと、骨で支える力は少なくなり、その分を頸部の筋肉で支える為に、筋緊張、筋疲労が強くなります。よって首、肩凝り、酷いと頭痛から吐き気まで起こします。


脊椎は、側方から見ると軽いS字を描く様に並んでいます。猫背の姿勢になると、胸椎は大きく後弯し、脊椎は大きいS字を描いて来ます。よって腰椎は、前弯が大きくなります。いわゆる反り腰の状態ですね。腰部や殿部の筋緊張も強くなり負担が掛かりますので、腰痛を引き起こし易くなります。


まだまだ他にも影響を及ぼす所は沢山ありますが、かなり長くなりますので今回は、ここ迄の御説明とさせて頂きます。


この様に猫背などの姿勢不良を放って置くと御説明させて頂いた様に様々な症状が出て来ます。改善したいと思う方は、各院スタッフに御相談下さい。

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