お灸

2022年10月17日

こんにちは!10月に入りましたが熱くなったり寒くなったりと身体が追い付かないですね・・・

でも運動するにはもってこいな季節だと思いますので少し散歩でもいかがですか?

ということで、今回は段々冷えてくるこの時期にお灸についてご紹介します!

お灸はヨモギの葉っぱを乾燥させた艾(もぐさ)という乾燥物に火をつけて体を温めたり、筋肉を和らげたり、ツボを刺激してあげる東洋医学の治療法となっています。

この艾と呼ばれるもの、実は良質な艾と粗悪な艾があります。

え!?粗悪な艾を使ったらだめじゃないの?と思うかもしれませんが、実はそうではないんです!

基本的に患者様の皮膚に乗せてお灸する場合は良質艾と言われる不純物がない艾を使います。不純物少なければ少ないほど温度は上がりにくくなるため皮膚の上においても熱くなく心地の良いお灸をすることができます!

逆に言うと粗悪艾は不純物があるので温度が高くなり、箱灸や隔物灸というショウガや塩などの上にお灸を置いて火をつけるという間接灸に向いています!

当院で使用している箱灸の箱です

この箱灸というのは木箱の中に金網があり、その上に艾を置くことで心地よく広範囲にお灸を感じることができます!

長いこと使ってるのでだいぶ汚れが目立ちますね笑

実際に腰に箱灸をしているところです!

一般的に鍼灸師さんがするお灸というのは良質艾を直接皮膚の上に置いてお線香などで火をつけるというやり方が多いですが、どうしても怖いですよね・・・。

でも良質艾はそこまで温度が上がらず、八分止めという八割ほど燃えたら火を消すというやり方でお灸をすることが多いため、あったかいと感じます!

あとは薬局などでも売っているせんねん灸と言われるお灸があります。このせんねん灸もお灸の下に台座あがついており、底がシールになってます。

なので直接皮膚にあたらないためやけどの心配がなく誰でもお灸することができます!

これからさらに気温が低くなっていき、冷え症やぎっくり腰、こむら返りなどが多くなってくると思います!カイロや湯船につかるのもいいですが良ければ一度お灸も試してみてください!

特に女性にとって冷えは敵です!お腹や足は冷やさないように温めてあげてあげてください!

関連記事